エンジニアが年収を上げる具体的な5つの方法

ITエンジニアとして働くなかで、仕事のやりがいももちろんですが、給料や報酬といった収入をあげていくことも重要ですね。

エンジニア・プログラマーの転職理由としても年収をあげたいという声は多く、実際に本人の能力やスキル以上に所属している会社や組織というのは年収を決定する要因として強くはたらくものです。

また、年収アップのためには、転職以外に副業や独立・起業といった選択肢があるでしょう。

今回は、エンジニアが年収を上げる5つの方法について紹介します。

その1.昇給して年収アップ

今の職場で昇給することは、エンジニアが年収をあげるための近道です。定期昇給のほか、「資格手当など何らかの手当を得る」「リーダーやマネージャーなどの役職に昇格する」「実績やスキルを身につけ給与交渉をする」などのパターンがあります。

エンジニアが昇給するためには、開発やプロジェクトで実績を残す、ブログやOSS活動、外部講演などで知名度をあげる、技術スキルをあげるといった正攻法のほか、上司に気に入られる、他部署や同僚から良い評価を得るなど社内での根回しも必要です。

また、そもそもの前提として昇給を目指せる環境にいなければ、すべての努力は無駄になります。昇給スピードの遅い会社やエンジニアの給与体系が他の職種と比べ冷遇されている会社などには注意しましょう。

考えるべきなのは、将来的にもっとも多くの報酬を得るには今なにをすべきかという点です。今の職場や仕事で昇給して年収アップができるかどうかということももちろんですが、エンジニアの場合は経験できる仕事内容や技術も重要です。業務時間外に自主的に勉強やプログラミングを行うことは可能ですが、一番は業務を通して経験することです。

今の部署や役割でスキルや実績を積めない場合は、社内での部署移動やジョブチェンジも視野にいれるとよいでしょう。

今はその気がないとしても、中途採用での転職の際には前職の年収を基準に給与を決める場合が多く、20代のうちにできるだけ年収をあげておくことが望ましいです。

 

その2.転職して年収アップ

エンジニアが年収をあげる際に、もっとも一般的な方法は転職に成功することです。ただし、転職しないほうがよかったという失敗事例も存在するため注意しましょう。

転職で年収アップを狙う方法は、中小企業やベンチャー・スタートアップ勤務のエンジニアに有効な方法です。多くの企業がエンジニア採用に力を入れている昨今では、年収交渉もしやすく若手エンジニアでも年収アップの転職がしやすい状況となっています。

ブラック企業に勤務している際や昇進・昇格などの昇給タイミングが少ない会社に勤務している場合はすぐにでも転職活動をはじめましょう。

転職を考える際には、単に年収というだけでなく生涯賃金を意識することが重要です。

大手企業や優良企業に勤務している場合は、福利厚生や退職金、年功序列の賃金体系などのメリットを抱えているため、転職の旨味は少なくなります。

転職して年収を増やすポイントは、しっかりとキャリアプランを組んで転職活動に臨むことです。

開発をメインで行うプログラマー志向かマネジメント志向かで、望ましいキャリアは異なりますが、エンジニアにも様々な職種が存在します。異職種への転職はリスクがあるため、30代後半から40代、50代になるとジョブチェンジはかなり難易度が高くなります。

20代や30代前半であれば、やり直しもききやすいためリスクをとった転職がやりやすいです。そのため、一旦給与が下がったとしても、トータルでより高い給与が望める職種へとジョブチェンジすることも有効です。

 

その3.副業して年収アップ

収入を増やすという観点から考えると、サラリーマンとしての本業収入にプラスして何かしらの副収入を得るということも、年収アップの方法といえるでしょう。

特にエンジニアの場合は、「開発業務やプログラミングを個人で受託する」「趣味でWebサービス・アプリを開発する」「エンジニアスクール、勉強会、セミナーなどの講師業務」など自身の経験や技術をもとに収入をえることが可能です。

最近では、副業や複業を推奨する企業もでてきており、通常業務に支障がない範囲であれば社員の複業に寛容な会社も増えてきている傾向にあります。ただし、会社によっては複業禁止の会社もありますので、始める前には事前に確認をとるようにするとよいでしょう。

エンジニアが副業の案件をうける場合、知人の紹介で開発案件を受託する、身内のWebサイトを制作するなどはよくありますし、クラウドソーシングサイトでリモートや在宅の案件を探すこともできます。

日中は会社員として働いている場合、コードを書ける時間は平日の夜間や土日になるため、納期や仕事の内容には注意して受注するほうがよいでしょう。また、副業での収入が一定以上になった場合は雑所得として確定申告が必要となります。

 

その4.独立して年収アップ

需要のある専門分野や技術を持ったエンジニアは、独立してフリーランスになることも年収アップの方法です。

エンジニアの人手不足が深刻化しているため、以前に比べフリーランス案件の単価が上昇傾向にあります。フリーエンジニアプログラマー向けのエージェントも増えており、実務経験があれば会社員よりも稼ぎやすいといえます。

ただし、フリーランスとして働く場合には会社員のような有給休暇、福利厚生、退職金などの制度がありません。そのため、会社員時代に比べ1.5倍ほどの収入を得て同じ給与相場での手取りになるという見方もあります。

しかしながら、上手に案件をやりくりし、単価をあげるなどの工夫を行っていけば額面で1000万円を超える年収も夢ではありません。ただし、50代以降のエンジニアは単価が下降傾向にあるため、将来に備える必要はあるでしょう。

 

その5.起業して年収アップ

なにか事業のアイディアがあるエンジニアには、自ら起業するという方法もあります。さまざまなインフラが整ってきたため少人数のチームでも以前に比べ開発がしやすくなっています。

しかしながら、起業当初は売り上げが立たないことも多く、会社員のエンジニア・プログラマーよりも年収が下がってしまうことや、資金を銀行から借り入れるなどして負債を負うようなこともないとはいえません。

消費者向けサービスの運営や法人向けでも自社プロダクトを開発するような起業はリスクが高い点については改めて認識しておきましょう。

そのため、収入を増やすことを目的に起業を考える際は、消費者向けのサービスよりも、企業から案件を請け負う受託開発のビジネスがおすすめです。

手元の資金が少ない場合には、フリーランスとして個人事業主からスタートするのもよいでしょう。

 

まとめ

この記事では、エンジニア・プログラマーが年収を上げる具体的な方法について紹介しました。会社員として収入をあげていくには、今の仕事や職種で目標とする年収や給与を目指せるかどうかが重要です。

また、エンジニアとしてのスキルや技術をもとに稼ぐ方法としてフリーランスや起業といった方法もあります。

ITやWeb系企業で働くエンジニアは人材の流動性が高く、正社員からフリーランスフリーランスから正社員といった形で柔軟な働き方が可能なほか。正社員のかたわら副業での収入を得ることもできます。

エンジニア不足が深刻化する現在の求人市場は、20代後半から30代前半の転職ボリュームゾーンとなる中堅層はもちろん、若手も年収を上げる転職がしやすくなっており、エンジニアにとってチャンスといえるでしょう。