データアナリストは副業できる?副業の種類・単価相場・探し方

データアナリスト向けの統計解析やデータ分析に関する副業案件への参画をサポートするエージェントや求人サイトが増えてきました。

この記事では、データアナリストの副業のはじめ方や収入・単価の目安、副業案件の見つけ方などを紹介します。

データアナリストの副業をはじめよう

データに基づく意思決定やビッグデータ活用の必要性が高まっています。それに伴い、データ分析部署の立ち上げや人材育成に乗り出す企業が増加しています。

データを外部に持ち出せない企業は多く、分析案件のなかでは一部といえますが、データアナリストの副業案件も増えてきているのです。

データアナリストの副業が一般化する背景

副業を解禁する業が増えたことに加え、クラウドソーシングや副業エージェントなど副業人材の流通する仕組みが整ったことで、以前に比べアナリスト人材のリソースが市場に供給される体制ができつつあります。

Web系企業での分析経験を有する正社員のほかに、金融業界のアクチュアリークオンツフリーランスのデータアナリストやスポーツアナリスト、学術分野の研究者など様々なバックグラウンドを持つ分析官が副業市場へ供給されています。

これから副業の参入を考える分析者のなかに上記職業の方も多いのではないでしょうか。

データアナリストとは

データアナリストは、データ分析の専門家として意思決定に役立つレポーティングや統計解析業務に従事します。統計の知見に加えプログラミングなどITスキルが必要な職業です。

実務では分析だけでなく、SQLでデータを抽出・加工し、PythonやRでのデータ処理も行います。

データアナリストが副業をするメリット

次に、データアナリストが副業に取り組むメリットについてみていきましょう。

収入が増える

副業の利点を考える際に、もっともシンプルなメリットは収入アップです。正社員としての給料に加え、副業からも収入を得ることで所得が向上します。

会社からの給与と別に月10万円の収入があるだけでも家計の足しにはなりますよね。

ただし、一定以上の副業収入は課税対象となり確定申告が必要になるので注意が必要ですね。

スキルの向上

事業会社のデータアナリストは、関わる案件や分析するデータが社内のデータに限定されます。データ分析企業やコンサルティングファームなどに在籍する分析官に比べ、経験を積みづらいこともあるでしょう。

その点、副業先で本業とは違うジャンルのデータを分析できたり、本業で活用できない種類のアルゴリズムを利用するなどできれば経験や実績につながります。

独立の準備

将来的に起業や独立を考えるデータアナリストも多いでしょう。すぐに会社を辞めてフリーランスをスタートするよりも、最初に副業で何案件かこなしてから独立したほうがリスクは低いです。

フリーランスになった後は、個人事業主のため会社員より信用は下がります。クレジットカードやローンなどは会社員時代に組んでおくとよいでしょう。

データアナリスト副業の種類

ここでは、データアナリストが副業でおこなう仕事内容や求人の類型を紹介します。

コンサル型

データアナリストとしての知見をいかして分析業務に関するアドバイスや事業や組織に関するコンサルティングをおこなう副業です。

案件の獲得にはマネージャーやリーダーとして分析チームを管理したことのあるレベルの知見とスキルが必要となります。

コンサルを実施する方法は案件により異なります。分析案件をメンバーと一緒にまわすこともあれば、指示出しと確認メインで動くこともあるでしょう。

副業のデータアナリストは稼働できる時間に限りがあります。そのため、効率的な稼働として現場の課題や疑問に対してチャットで回答したり、短いミーティングでの付加価値提供を心がけましょう。

必要に応じて研修や対面でのミーティングなどを実施する必要もありフレックスなど平日の日中帯にも動ける場合におすすめです。

エンジニア型

データアナリストのエンジニアとしての側面から企業の分析業務や開発を支援する副業です。データ分析基盤の整備やアーキテクチャを設計するデータエンジニアとしての案件も含まれます。

エンジニア型の副業では、機械学習データマイニングなど大量のデータをハンドリングするためのデータ処理やデータエンジニアリングの経験やスキルが必要となるでしょう。

BIエンジニアやBIコンサルタントとも重複する領域ですが、BIツールを導入してダッシュボード構築やレポート作成、KGI・KPI設計、ログ設計などデータ可視化のニーズも高いです。

スポット型

一回限りの分析や小規模なデータに関する分析の需要もあります。分析とレポーティングをセットでおこなったり、指定の分析ツールを使用するものもあります。

データアナリストとして経験が浅い場合や初心者の場合は、ランサーズやクラウドワークスなどクラウドソーシング経由で基礎集計やグラフ化など軽めの分析案件から副業を開始してみてもよいでしょう。

データアナリスト副業の単価

データアナリストとして副業を探す際の単価の目安としては、月10から20万円を目安とするとよいでしょう。フリーランスのデータアナリストが週5日企業に常駐して働く単価の目安は80万円程度のため、週1日程度の稼働と考えると妥当といえるでしょう。

もちろん、知名度の高い企業で働いている場合や書籍の出版歴があるなどの場合は標準よりも高い単価の案件を獲得できます。

データアナリスト副業の始め方

データ分析の実務経験を積む

データアナリストの副業案件を受託するためには、会社員として3年ていど企業に勤務した実績が必要です。

大学院や研究者として統計や機械学習に携わっている場合は、企業での勤務経験がなくとも仕事を得られる可能性はあります。

副業案件に対応する時間を確保する

受注する副業の種類にもよりますが、あらかじめ副業案件を完了できるだけの時間を確保しておきましょう。

会社の業務時間が長い場合は、残業のない会社に転職するなど、副業のできる余裕は必要でしょう。

副業案件を受注する

データアナリストの実務経験をつみ、時間を確保したら実際に副業案件を探しましょう。

知り合いからの紹介のほか、エージェントやクラウドソーシングで案件を探すことができます。

まとめ

今回は、データアナリストの副業について紹介しました。データ分析人材としては、データ分析部門がある事業会社のデータアナリストへの需要が高いです

また、コンサルティングファーム、データ分析企業、マーケティング会社などで働いた実績があれば、副業案件でも仕事を依頼されやすいでしょう。

データ分析チームを立ち上げたばかりの企業やベンチャー・スタートアップなどノウハウが不足していてメンバー教育を実施したい組織などでコンサルやアドバイザリーの需要があるのです。